2012
01.06

第17回 私のお気に入り「旅を楽しむ」 (社)広島県建築士事務所協会                         専務理事  桺 謙二

  旅は人生に彩りを添え、人生を豊かなものにしてくれる。学生時代から外国へ行ってみたいという願望はあったが、当時は東京で親から仕送りをしてもらっている身分、とても許されることではなかった。

友人の何人かは当時流行りであった旅のルート、横浜港から船でナホトカへ渡り、シベリア鉄道を利用してヨーロッパへ行った。私が初めて外国旅行をしたのは今から18年くらい前、行き先は台湾であった。その時は団体のツアーで、土産物店が観光とセットにされていた。無理やり連れて行かれる土産物店は省略して、その時間をもっと観光に振り向けてもらいたいと思ったものだ。また、「何分までにバスにお戻りください。」という言葉に何度悔しい思いをしたことだろう。

そうした経験からできるだけ自由がきくツアーを選ぶようになり、最近はフリープランを活用している。

そのためにも準備が必要となる。 2度と訪れることができないかも知れないという気持で貪欲に、しかもその時の状況により変更できるような、応用がきく計画作りを心掛けている。

楽しみは行き先を決める時から既に始まっている。

【旅に出かける前に】  

  旅のテーマといえば難しいが、何をしたいかということ。ガイドブックを2冊以上手に入れてどんな面白いものがあるのか。訪れる街、見学する建物、その土地でやりたいこと。必ず行きたい場所、もし行けたらという所など興味をそそるものが自然に頭の中に浮かんでくる。それをリストアップするだけ。

行き先を定め、複数のガイドブックから自分用の使いやすい携帯版ガイドブックを作る。この作業が実に楽しい。最近はインターネットで様々な情報が手に入るので非常に楽になった。

 携帯版ガイドブックの作製

 最初は罫線だけが引かれているハンディタイプの手帳を使っていたが、最近ではモレスキーの無地の手帳を主に使っている。

 旅行日程、ルート、宿泊するホテル、交通機関の情報(例:地下鉄路線図、乗降駅、)観光する場所、レストラン情報など。作りながら頭の中で旅を組み立てる。

 

 イタリア主要都市の鉄道ルート図              ベネチアのキャナルグランデの水上バスルート

 

  当然訪れる国の通貨(円への換算率)は頭の中に入れると共に手帳に記入する。

ホテルの場所の分かる地図はもちろんのこと、ホテル周辺の利便施設(レストラン、コンビニ等・・)。

観光する施設の位置、開館時間、休館日、施設の内容は要チェック。

手帳を見て空想旅行できるように、そうすれば現地に行って楽しく行動できる。

 

フィレンツェ – シエナ :バス時刻表                 シエナ 市街図 

  

 訪れる施設の概要を紹介したもの                  レストランの候補

         

  散策ルートの例                                   メニューの例

【旅行中】  

 ①人間の記憶は当てにはならないので、それを補うためには写真(これはというものにはカメラを向ける。ただし勝手に人の顔は映さない。撮る時は必ず相手の了解を得ること。撮影できない所もたくさんあるので注意が必要。)そしてメモをする。メモは簡潔に。現地ではよく見て、とにかく楽しむこと。

 ②パンフレットなど資料収集

  積極的に現地の人と会話(ボディーランゲッジ、必要と思われる言葉はメモしておく。)

  例: 写真を撮ってもいいですか?もっと安くして等・・。指さし会話帳も結構役に立つ。

  現地で手に入れた地図やパンフレットは帰った時の資料整理で威力を発揮する。写真と一緒でその時の情景が浮かんでくる。

  

 ホテルのパンフレット          ロンダニーニのピエタ(ミケランジェロ)パンフレット

【旅行の後】                   

撮った写真はできるだけ早くプリントしアルバムに整理する。併せて旅行中に集めた資料も整理する。 

      

旅先で撮った写真のコマ                            アルバムに整理したもの

 この時がまた楽しい。写真を張り付ける時には、その時々の情景が浮かんでくるように整理しながら 頭の中で再び旅をしている。様々なことを思い出しながらその余韻を楽しむ。そして最後に旅の思い出を紀行文と言えるかどうかは知らないが、文章にして残すことにしている。何年か前に行った旅の写真や紀行文を眺め、その時の思い出に浸るのも楽しいもの。

そして、また『知らない街を訪ねてみたい。何処か遠くに行きたい。』と思い始めるのである。

2011
12.16

第16回私のお気に入り「眼鏡好」     株式会社アルテス 谷 恒精      

私のお気に入り「眼鏡好」

                                            株式会社 アルテス  谷 恒精

休日に、並木通りを歩いてふと立ち寄りたくなる場所は眼鏡屋です。

サングラスやスポーツグラス,仕事用の眼鏡や休日用の眼鏡。ところ狭しと並ぶ眼鏡を1点ずつ見ていると、すぐに時間が過ぎてしまい、外に出るとまわりが暗くなっていることもしばしば・・・。

コレクションと言うには、量はたいしたこと無いですが、朝起きてその日の気分で眼鏡を選び、1日をSTARTさせる。そんな暮らしのスイッチになっている眼鏡が「わたしのお気に入り」です。

 

               眼鏡の丁番部分

 

 眼鏡をかけ始めたのは、高校生からなので眼鏡人生20年。学生の頃はお金も無く、眼鏡にあまり愛着はありませんでしたが、社会人になってマンネリ化する生活にアクセントを付けたいと思い、集め始めたのが眼鏡でした。

 私の眼鏡を選ぶ基準は外見重視で、自分がかけてみてよほど似合わないと思わない限りは、眼鏡単体のデザインで選んでしまいます。

           

              仕事用眼鏡

仕事柄、眼鏡の機構にも非常に興味が出て、デザインをよく観察すると、その機構と意匠が一体になって造形美を作っている事に感心します。中でもメガネの丁番部分は各メーカーがデザインのポイントとして特徴を施していることが多く、非常に巧みなつくりを施しており、面白い機構を持った物がたくさんあります1枚のメタルシートから素材を切り出して形状記憶で作られている物は、年が経つごとに形が変わりそうですが、左の写真の一番手前の物は10年目になりますが、かけ心地は以前と変わりません。

 現在、眼鏡を11本所有していますが、それぞれに役割を持たせており、その眼鏡を選ぶ事で気持ちを切り替えることにしています。その中で最も明確な役割を持っているのが平日の仕事を行う際の眼鏡で、その機能は軽すぎず重すぎず、顔から動かずにストレスを感じさせません。

 たまに、眼鏡をかけてることを忘れて、既にかけてるのにもう1本かけようとする事が、しばしばあるのはご愛嬌・・・。

            自宅限定変り種眼鏡

 

自宅でかける眼鏡は、休日に読書や映画を見たりするための眼鏡なので、とにかく軽いことを目的としていますが、自宅限定と言うことで少しデザイン的にも奇抜な物を選んでかけています。意外とかけてみるとそこまでおかしくも無いのですが、単品で見ると、かなり冒険した眼鏡です。

 休日の外出用の眼鏡は、多少かけづらくても特徴があるものを選んでいます。眼鏡屋で眼鏡を探す際も、少しくせのある特徴的な眼鏡をかけ比べている時が眼鏡選びの一番楽しい時で、眼鏡ひとつで人相が変わるので、一人で鏡を見ながら自分の世界に入ってしまいます。

              

               私生活眼鏡

10年眼鏡を選び続けていると、自然に自分の好きなデザインと言うのが、客観的な目でわかるようになりました。使用頻度が高くなっているものは、どれもスクエアな形をしています。今回、写真を載せた眼鏡はドイツ・フランス・ベルギー・日本の4カ国の眼鏡ですが、デザインにあきが来ないのは、ドイツ製の眼鏡で機能とシンプルな形状にバウハウスのデザインを感じます。

 

             ドイツっぽいデザイン?

 

 長々と自分の思うところを書き連ねましたが、眼鏡は自分にとって、気分の切り替えスイッチで、かけた瞬間から否応無く気分を変えてやりきるための気持ちの変装ツールです。眼鏡が1本増えるたびに、それまでと異なる表現が出来るように、コレクションを増やして行きたいと思います。

2011
09.24

第15回 私のお気に入り    (株)アマノ  藤原明治  

私のお気に入り

(株)アマノ

藤 原 明 治

突然・・・事務局より「私のお気に入り」に掲載申し込みがあり何も無いのでどうしようと考えました。 そうだ私は趣味が多いのでその中から出そうと思いましたが・・・ 

私の趣味は数が多いだけで中身はたいした事は有りません。                                                                 

* あっ その前に私の「生い立ち」を簡単に紹介します。

私は島根県邑智郡美郷町(旧大和村)の出身です。現在の人口は約5600人位の小さな町(大田舎)です。山々に囲まれ、町の真ん中を一級河川 江の川が流れている大自然の中で生まれ育ちました。四季を通し幼い頃はテレビなど無く、桜の咲く頃にはお花見と称し、母の手作り弁当を抱え友達と山登り、には魚釣り(うなぎ・鮎・ぎぎ・はや等)に精をだし、には山々に実る栗や柿などを採りに行きおやつとし、には自前で竹ぞりを作り一年中自然と向き合う楽しい日々を過ごしていました。    (広島に来て39年目)

          私の生まれた美郷町(旧大和村)

それでは本題に入ります

※ 私の趣味

 1.ゴルフ平均月1~2回程度 プレーしていますがスコア95~105点。

2.魚釣り2ケ月に1回 メバル・アジ狙い 家内と行くがメバル釣りは家内が上(T_T)。

 3.体力強化の為 週1回プール1km泳いでいます、2年前は200mでギブアップ。

 4.ソフトバレーボール南区のチームに所属 週に1~2回練習 たまに試合に出ます。

 5.飲み週に1回程度 カラオケ大好き新しい曲覚えられず古い歌ばかり。

 6.ザ・ベンチャーズの曲を テケテケテケ…… を弾く事 高校2年の頃から始める

(現在、個人練習は気が向いた時)

 ◎この趣味6.番を選び「私のお気に入り」にエレキギター・アンプと演奏して居る所を紹介させて戴きます。

 「私のお気に入り」の *モズライト エレキギター(ベンチャーズスタイル)

ネックが細く手が小さくても弾きやすいです。    *フェンダー・ツイン・リバーブ・アンプ 

真空管使用で音が伸びリードギターには最高です。

高校3年文化祭にて演奏

20代の頃演奏 バンド名 「トム」

部下の結婚式で演奏 全日空ホテル(現ANAクラウンプラザホテル広島)

 ※ 最後に趣味は下手でも数多く持って居ると友達が沢山出来、楽しい人生が送れるのではと思っています、今後共 株式会社アマノ 藤原明治を宜しく御願いします

以上で「私のお気に入り」を終わります、有難うございました。

2011
08.04

第14回私のお気に入り   三和シヤッター工業㈱市場開発課  永易 尚

パワースポット巡り一人旅

近年、パワースポットが注目を集めています。                        

  パワースポットとは、和製英語で地球に点在する特別な”場”(良い波動を持っている場所)と言う事です。、この場合の波動は、エネルギーとも言うことが出来、エネルギースポットとかスピリチュアルスポットと言う言い方で表現されることもあります。、どちらも、そこが良い場所であると言う事を表しているのは同じです。                    

  私が癒しと自分回復の旅を始めたのがまだ日が浅く3年前からです。、人生少し疲れたなって思った時が有りましてその時に大地の力を得ようとパワースポット巡り一人旅を決意し まっさらな自分を取り戻そうと即「週末リセット旅」に出かけました。、観光ではなく、自分を”リセット”+パワーをチャージする為の旅、それが自分なりの「週末リセット旅」なのです。                           

 パワースポットには人を癒すとされる水があったり、人に語りかけるとされる岩があったり、あるいは磁力を発する断層があったりしますが、大地の力(気)がみなぎる場所である事は間違い有りません。                           

 お勧めのスポットは高千穂神社です。ここは、1200年以上の歴史を持つ古社です。

天孫降臨の地、高千穂。色々と有名な神社もありますが「高千穂八十八社」の総社として信仰を集めてきたのが、この高千穂神社です。境内には、800年程前、鎌倉将軍源頼朝の命で畠山重忠が代参し植えたとされる「秩父杉」があり、ここが一番のパワースポットです。  

                           

高千穂渓谷は、約12万年前と9万年前の2回に渡る阿蘇山の噴火で出来た美しい渓谷です。スケールの大きな断崖が約7キロほど続き、国の名勝天然記念物に指定されています。

 落差17メートルの真名井の滝が川に注ぎ込み、マイナスイオンもたっぷり吸収できます。是非 手こぎボートで川を渡り、ごつごつした岩肌や滝のしぶきを間近に体感してみてください。 

阿蘇にもパワースポットがあります。現役の活火山で世界でも貴重な活動中の火口を見る事が出来るので、世界初の活火山ロープウェイに乗ってグリーンに染まる火口湖を眺め、地球の躍動を感じてください。、

 対照的な阿蘇山の雄大な自然に囲まれた鳥帽子岳中腹の「草千里ヶ浜」は、乗馬体験も出来るのどかな草原です。馬にまたがり散策する、爽快なひと時は何とも言葉になりません。

 

次のお勧めスポットは浄連の滝です。この滝は、石川さゆりの「天城越え」で一躍有名になったスポットです。狩野川上流部本谷川流域にある浄連の滝は天城山中第一の大滝で、高さ25m滝壺の深さは15mです。その歴史は古く,天城山の寄生火山である鉢窪山の噴火により流れ出した溶岩が滝を作りました。上流には、もう一つ「上の滝」があり、昔はこの二つの間に地震で消滅した「中の滝」という名の滝もありました。三滝の一番下流の「下の滝」を地名(左岸山中に浄連寺と言う寺があった)から「浄連の滝」と呼ぶようになりました。

 

 昨年の夏にこの伊豆半島天城山中にある浄連の滝を訪れました。

 河津ざくらで有名な河津町から国道414号線を西に進み、河津七滝ループ橋を越えてから約1時間位でこの滝はあります。国道から滝までは約190段の石段を下ります途中、つづら折になる石段は、帰りがつらそうな道のりです、それでも、緑に包まれた道を歩くとこの時点ですでに心が落ち着くから不思議です。

滝壷の少し上には一面に山葵の葉が茂っていて鱒釣りの受付があります。釣り竿も貸してくれますのでのんびりと糸を垂らすのも良いかも知れません。滝の脇には、有名な「天城越え」の歌詞を綴った石碑もありました。美しい一筋の滝は、清冽な川の流れと共に、清らかな雰囲気に満ちています。

 

帰りの道はさすがにきつかったですが、機会があればまた訪れたいと思いながら後にしました。

パワースポットに行く時の注意点   

パワースポットに行く時は、現世利益(自分の欲)だけを願っていては,パワーを分けてもらえません。                

 「お金儲けをしたい」とか「恋人が欲しい」と言う自分勝手な御利益だけを求めるのでは無く自分自身を見つめ直す為に行きましょう。        

神様も仏様も地球のエネルギーも、自分勝手で努力をしない人には力を貸してくれません。      

また、帰る際には石一つ、葉一枚持って帰ってはいけません。          

聖地に有るものにはエナジーがあり、それを持ち帰ることでかえって裏目に出る事もあります。             

以上のことに気をつけて皆さんも出かけてみては如何でしょうか?

2011
07.13

私のお気に入り 第13回      川西和彦(鼓空)

 人生の一齣                                                     

私の趣味は「継続は力なり」の言葉どおり、一度始めたら納得が行くまで絶対止めないことが特徴であり、クラッシックギタ-は8歳の時始め舞台衣装は7着、シルクのブラウスも高価なものである。10本目のギタ-で数年前広島国際会議場フェニクスホールで1500人余りの観客の中独奏を始め、リ-ガロイヤルホテル広島、八丁堀シャンテなどで演奏、俳句歴二十数年、月二回の海光俳句会の教室を主宰している。俳句は正岡子規以前は[俳諧]と呼ばれ、子規以降が[俳句]となった。俳句は心の俳諧、心の諷詠で客観写生、季物、季感、季語、季題、そして季感の芽生え、詩情の陶冶と詩情の涵養に資すること。又、天地自然の美しさを歌し、人間生活の哀感を詠嘆する。又、詩吟水真流は二十代で始め、写真歴は40年、事務所に暗室を持ちコンテスト等で賞金稼ぎまでに及んだ。

現在は[真友会]という写真クラブを主催している。私は仕事も一つの趣味だと解釈している。音楽は音とリズムを通して感性を養い、俳句は常住座臥の日常生活環境を客観写生で豊かに湛えられていることに留意する姿勢。写真はファインダ-を通して[光と影]物を大切に見る目と感動、いづれも到達する所は一緒、これが設計に役立っている。この世に存在している限り、すべて何事も人生は[芸術]だと思っており、朝起きて寝るまでは毎日が芸術の中で楽しい無駄のない日々を送った方が有意義で得だと思っている。気が付いてみると、有限会社 川西建築設計事務所を開設して42周年目を迎えるに至った。

                 一句 「 夏 霧 の  三 界 見 ゆ る  灯 と も  」

 

 広島市南区黄金山町黄金山山頂より夜景、中程左側はプリンスホテル、一番奥は大竹岩国方面

                           

 

 安芸の宮島、厳島神社の回廊の下

                             

 

広島城の夜景        左はアーバン・グランドタワ-、右はリ-ガ-ロイヤルホテル広島

                             

 

島根県アクアス水族館の日本海の海辺