摂陽明正(株) 山下智彦

 前職の会社でのことですが、そちらの会長様はさまざまな芸術に長けておられ、建築様式のみならず陶器や絵画などなど 出張など同行させていただく時などは、移動中に うんちくをずいぶん聞かせてもらい、その分野での見識がすこしですが、拡がった記憶が強く残っています。

さてさて、春先ある日のこと、会長より「ちょっと来てくれたまえ」と、

「なんでしょう?」と参りますと机の上に3枚の絵画があり 「この中からお客様に手土産代わりに持っていこうと思っている、君ならどれを選ぶか?」

いずれもお花の絵でありまして・・・その時、アヤメの絵が私をひきつけます 理由はわかりません 見た瞬間 なにか得体の知れないなにかが・・?

私は日付に目が行きました そうしますと、なんと 私の息子の誕生日に書かれたものだったのです。 間髪いれず「会長この日付 息子の誕生日・・なんです。」

 「おぉ~そうか・あっはっは、そうかそうか 」

息子はその時まだ幼稚園でありまして、会長はなんと 将来の息子へのメッセージを

額縁のうらへサインペンで書き入れてくださいました。

 その出来事は偶然が成したことですが、なにやら因縁めいたものを感じてしまいました。

ちなみに、今回この写真はその息子本人に写真を取らせています、現在大学1年生です。

ここで紹介が遅くなってしまいました 絵の作者ですが 大旗・連合建築設計の創業者であられ 広島の建築シーンのパイオニア的存在であった 「大旗 正二」様です。

 その後数枚絵を頂戴いたしました、そのうち下記の2枚は現在我が事務所へ飾らせてもらっております。

 

一般に我が家の家宝といわれるもの 1品くらいは皆様もお持ちではないでしょうか? 

写真の絵画達は、私にとっては 家宝にもまさる宝物です。