私のお気に入り「眼鏡好」

                                            株式会社 アルテス  谷 恒精

休日に、並木通りを歩いてふと立ち寄りたくなる場所は眼鏡屋です。

サングラスやスポーツグラス,仕事用の眼鏡や休日用の眼鏡。ところ狭しと並ぶ眼鏡を1点ずつ見ていると、すぐに時間が過ぎてしまい、外に出るとまわりが暗くなっていることもしばしば・・・。

コレクションと言うには、量はたいしたこと無いですが、朝起きてその日の気分で眼鏡を選び、1日をSTARTさせる。そんな暮らしのスイッチになっている眼鏡が「わたしのお気に入り」です。

 

               眼鏡の丁番部分
 

 眼鏡をかけ始めたのは、高校生からなので眼鏡人生20年。学生の頃はお金も無く、眼鏡にあまり愛着はありませんでしたが、社会人になってマンネリ化する生活にアクセントを付けたいと思い、集め始めたのが眼鏡でした。

 私の眼鏡を選ぶ基準は外見重視で、自分がかけてみてよほど似合わないと思わない限りは、眼鏡単体のデザインで選んでしまいます。
           

              仕事用眼鏡
仕事柄、眼鏡の機構にも非常に興味が出て、デザインをよく観察すると、その機構と意匠が一体になって造形美を作っている事に感心します。中でもメガネの丁番部分は各メーカーがデザインのポイントとして特徴を施していることが多く、非常に巧みなつくりを施しており、面白い機構を持った物がたくさんあります1枚のメタルシートから素材を切り出して形状記憶で作られている物は、年が経つごとに形が変わりそうですが、左の写真の一番手前の物は10年目になりますが、かけ心地は以前と変わりません。

 現在、眼鏡を11本所有していますが、それぞれに役割を持たせており、その眼鏡を選ぶ事で気持ちを切り替えることにしています。その中で最も明確な役割を持っているのが平日の仕事を行う際の眼鏡で、その機能は軽すぎず重すぎず、顔から動かずにストレスを感じさせません。

 たまに、眼鏡をかけてることを忘れて、既にかけてるのにもう1本かけようとする事が、しばしばあるのはご愛嬌・・・。


            自宅限定変り種眼鏡
 

自宅でかける眼鏡は、休日に読書や映画を見たりするための眼鏡なので、とにかく軽いことを目的としていますが、自宅限定と言うことで少しデザイン的にも奇抜な物を選んでかけています。意外とかけてみるとそこまでおかしくも無いのですが、単品で見ると、かなり冒険した眼鏡です。

 休日の外出用の眼鏡は、多少かけづらくても特徴があるものを選んでいます。眼鏡屋で眼鏡を探す際も、少しくせのある特徴的な眼鏡をかけ比べている時が眼鏡選びの一番楽しい時で、眼鏡ひとつで人相が変わるので、一人で鏡を見ながら自分の世界に入ってしまいます。
              

               私生活眼鏡
10年眼鏡を選び続けていると、自然に自分の好きなデザインと言うのが、客観的な目でわかるようになりました。使用頻度が高くなっているものは、どれもスクエアな形をしています。今回、写真を載せた眼鏡はドイツ・フランス・ベルギー・日本の4カ国の眼鏡ですが、デザインにあきが来ないのは、ドイツ製の眼鏡で機能とシンプルな形状にバウハウスのデザインを感じます。

 
             ドイツっぽいデザイン?
 

 長々と自分の思うところを書き連ねましたが、眼鏡は自分にとって、気分の切り替えスイッチで、かけた瞬間から否応無く気分を変えてやりきるための気持ちの変装ツールです。眼鏡が1本増えるたびに、それまでと異なる表現が出来るように、コレクションを増やして行きたいと思います。