本会報の平成231月号の私のお気に入りのコーナーで、編集担当の大原副会長の創作料理について掲載しました。読者の反響は大きく、その後、編集委員の間で大原副会長をシェフに招き、屋外パーティーをしたいねと話が盛り上がりました。  

   昨年末、念願の屋外パーティーを開くことができました。「男の屋外料理を堪能する会」のタイトルのもと、楽しいヒトトキを過ごしました。その模様を誌面を借りて、皆様にお伝えします。  

   12月のとある日曜日の午後、編集委員は広島市某所に集合しました。アウトドア料理という制約がある中で、アウトドア好きの熊野委員と私の道具が役に立ちました。当日の熊野委員の持参品はダッチオーブン(12インチ)、ツーバーナー(台を含む)、焚き火台、鍋を吊るす専用の三脚、焚き火専用のローテーブル、イス、料理テーブル。私といえば、タ―プ一張り、ダッチオーブン(12インチ)、料理テーブル、食事テーブル、いすなど。餃子担当の南委員長はコンロにフライパンなどで、とても大がかりとなりましたが、手際良く準備完了しました。   

  当日のメニュー   

  ◎鶏と玉ねぎとジャガイモの蒸し焼き 

  ◎魚介類のパエリア風炊き込みご飯

  ◎羽つきパリパリ餃子と「かいわれ」サラダ    

  さて、大原シェフによる調理が始まりました。1つのダッチオーブンで、鶏と玉ねぎとジャガイモの蒸し焼きを作りました。ダッチオーブンにオリーブオイルを滲み込ませ、底に人参の輪切りを敷き詰め、その上に鶏をまるごと一羽を置く。鶏の腹にはニンニクを詰めておくのが基本だそうです。鶏の周りに玉ねぎとジャガイモを丸ごと、大胆に置いていきます。味付けは塩とオリーブオイルだけで後は、鋳鉄の蓋をして、とろ火で待つこと40分。鶏と野菜の旨味だけで、ホクホクの料理ができました。 

       

鶏を丸ごとオリーブオイルを引いたダッチオーブンに入れます  水は加えず、野菜の水分だけで出来上がり 

時間をかけて蒸し焼きにするので、皮はパリパリ、肉はホロリと柔らかくジューシーに仕上がり、玉ねぎの甘さともに美味しく仕上がりました。 同時に、魚介類のパエリア風炊き込みご飯の調理です。瀬戸内の鯛を使いたかったのですが、予算の関係でメバルを使用しました。サフランの香りが引き立つ美味しいパエリア風炊き込みご飯が出来上がりました。   

   

あらかじめ用意した具を入れていきます   魚介類はなんでもOKですが、新鮮なものを!  

 最後に南委員長特製の羽つきパリパリ餃子です。自宅で仕込みを済ませ、当日はフライパンで焼きと蒸しで、火の加減と食材の大きさに研究を重ねた結果、完成した特製餃子です。タレも自家製で、外はパリパリ、中はジューシーな餃子を堪能しました。  

   

餃子とサラダの盛り付け          パリパリ餃子の出来上がり  

   

盛り付けも重要です           まずは白ワインで乾杯



    

箸をつけるとポロっと身が切れます   

  

 パエリア風炊き込みご飯、おいしかった   


 大原シェフがセレクトした赤ワインと白ワインを飲みながら、時が経つのも忘れて大いに盛り上がりました。お酒の勢いもあって、「男の料理同好会」を作ろうとの意見も出ました。お開きの時間となりましたが、アウトドアに手慣れた熊野委員の号令のもとで、短時間で片づけも済み、「男の野外料理を堪能する会」は無事に終了しました。  

  【参加者】 大原副会長、南委員長、三好委員、熊野委員、事務局大木  以上5  

 

   【豆知識】  

 

ダッチオーブンとは蓋付きの鋳鉄製の鍋でアメリカ開拓時代から続く、アウトドア料理用の調理器具です。ずっしりと重く存在感があります。正に「男の道具」です。普通の鍋とは違い、これ一つで煮るのはもちろん、焼いたり蒸したりパンも焼ける。まさに「魔法の鍋」です。そして、できあがった料理は、遠赤外線効果で食材の芯まで熱がとおり、食材本来の旨みをそのままに最高の仕上がりを約束してくれます。一流シェフ並みの料理を堪能できます。   

デリケートなダッチオーブンは使用後の手入れがとても重要です。空炊きして、汚れと不要な油分や水分を取ります。最後にオリーブオイルをたっぷり滲み込ませた布で鍋の内部を塗り込みます。この手間隙が鍋を長持ちさせ、次回に料理が気持よく始められるようになるのです。手入れを怠ったばっかりに錆び錆びになったことがあります。  

       

片付けも手際よく                        今回の主役、ダッチオーブンです