「私のお気に入り」といえばダイビングです。透き通る青い海、きらきら輝く水面は、見ているだけでも癒されるのですが、それにも増して海の中を漂っているときの浮遊感はなんともいえず気持ちがいいです。もちろんそれだけではなく、きれいな魚、美しい珊瑚、ダイビングでしか見ることができない景色など、魅力はたくさんあります。

普段は瀬戸内海で潜っていますが、たまにダイビングスポットを求めて、遠方まで旅行に出掛けます。そこにはその場所にしかない海の魅力があり、行く先々で楽しいダイビングができます。その中でも特に印象に残っているのが沖縄です。

沖縄、といってもいろんな島がありますが、初めて行ったのは石垣島でした。「きれいな青い海」のイメージ通り、海の中にはTVや写真で見るような素晴らしく美しい世界が広がっていました。瀬戸内海ではお目にかかれないカラフルな魚達にサンゴ礁。マンタを眺め、ウミガメと一緒に記念撮影(ずいぶん離れてましたが! )そしてなんといっても、吸い込まれてしまいそうなくらい透き通った水の透明なこと!! 海の中ではしゃべることができませんが、思わず感嘆の声(というか海の中では単なるうなり声)をあげてしまいました。

 

    観光名所、石垣島の「川平湾」です    ウミガメ!海の中で優雅に泳いでいます

他にも、同じ沖縄の日本最西端の与那国島に行ったことがあります。こちらは「きらきらした沖縄」のイメージとは違い、ゴツゴツした岩に荒々しい海・・・ここは日本海?と思う感じの島でした。別名「どなん(渡難)」とよばれ、かつては渡るのが困難と言われた西の最果ての孤島、のようです。

与那国島までは、揺れることで有名なこぢんまりとした船「フェリーよなくに」(確か週に2,3本しか便がない)に乗り継ぎ、石垣島からさらに4時間30分もかかります。乗船前に地元の人に「酔うよ~。すごいよ~。」とおどかされましたが、どこでも寝れるという特技を生かして爆睡し、船酔いすることもなく無事到着しました。こんなに時間をかけてでもどうしても行きたかったのが「海底遺跡」です。「人工物なのか?自然の物なのか?」はナゾなのですが、海の中に人工物らしき物が広がる人気のダイビングポイントです。

気象条件によっては潜れない日も多いらしく、どうなるか心配でしたが、運よくGOサインが出ました。海底には建造物の跡らしき不思議な場所が広がっていて、遺跡といわれるのも納得です。なるほど・・・と思いながら、近くに寄って見ていたのですが、一緒に潜っていた友人は、遺跡の側まで近づいて来ません。少し離れた場所に浮いたままなのです。なぜ?と思いながら、ひとまず離れたまま探索を続け、しばらくしてダイビングは終了し船に戻りました。後で友人に話を聞くと、「なんとなく・・・」ということ。霊感とか、第六感とかがある訳ではないけど、なんとなく神聖?薄気味悪い?感じがしたそうなのです。歴史ある場所にスピチュアルなものを感じたのかは不明ですが、私にはそのような力はまったくないため、なんにも感じませんでした。せっかくですので、ちょっとは体験してみたかったのですが・・・。

どこにでも少なからずありますが、与那国島は名所旧跡の中に、悲しい歴史が残る場所があったり、神話が残っていたりと、神秘的な感じのする島です。私見ですが、同じように神話が数多く残る日本海、島根県辺り(少し前に島根県「日御碕」沖に海底遺跡らしきものが発見されたようです!)とやっぱり似ているのかもしれないな、と思いました。再び訪れたい気もしていますが、たぶんもう行くことはないでしょう。「広島→沖縄本島→石垣島→与那国島」と乗換が多いのと、便数が限られていて、思った以上に行くのが大変です。

 

        海底を冒険中です              日本最西端の証!

ダイビングはそれ自体も楽しいですが、それだけではありません。ダイビングをするときは、一般的にはその地元のショップのツアーに申し込み、インストラクターに案内してもらいます。そこで地元の人ならではの話を聞いたり、おもしろい場所を教えてくれたりします。ダイビング+観光もでき、まさに一石二鳥です。また同じツアーに参加した人たちと仲良くなったりと、いろんな人に出会うこともおもしろいです。仕事関係以外の人と出会うことは普段なかなかむずかしいのですが、いろんな業種の人たちと屈託のない話ができるのもダイビングの魅力の一つです。

 「私のお気に入り」のはずですが、実は最近ダイビングに行っていない「ブランクダイバー」です・・・。そろそろ海の中が恋しくなってきたので、久しぶりに瀬戸内海でのんびりダイビングをするのもいいな、と思う今日この頃です。

海の中でも、それ以外でも魅力あるダイビング!ちょっとでも興味のある方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

 

  身近なプチリゾート、山口県「片添ヶ浜」     イルカともふれ合いました